108日間地球一周第3寄港地
ムンバイinインド
早朝についた妖艶でムーディなムンバイの港
また行きたい人と絶対に行きたくない人に評価真っ二つのインドである。
ちなみに私は後者。あるトラブルに遭遇したゆえ、詳細は後ほど(笑)
よくあるトラブルはこちらだが
①体調不良、②客引き
③連れ去られ、④ぼったくり
⑤交通事故
・・・にもかかわらず、バックパッカー達の聖地とさえ言われている。
神聖の川と謳われるガンジス川、不思議な能力、儀式や寺院、神秘的なモノに惹かれるようだ。
では、私が体感したインドをご紹介しよう。
◆ムンバイ
実を言うと、ガンジーのお孫さんであるエラ・ガンジーさんにお会いし、ガンジーがどういう人物、非暴力の大切さ、また彼女の活動(ナタールインド議会、地域女性支援団体
反アパルトヘイトなど)、大統領マンデラ氏についてなど貴重なお話をして頂いたりもした。
現在はヒンディー映画産業の中心地、ボリウッドとして年間900本以上の映画が作られているそうな。 ちなみに船上で見たボリウッド映画『きっと、うまくいく』
これは名作だ。。。
笑いあり涙ありの物語に引き込まれる。
という訳で・・・
ムンバイに足を踏み入れた瞬間
早々に大量の客引き!!(バスツアーにするべきだったな・・・)
まともに相手をすると時間も体力も浪費してしまうので、今後インドへ向かう方は強引にでも切り抜けて下さい。
◆インド門
こちらはイギリスの王、キング・ジョージ5世が来印を記念し建造され1924年に完成。植民地支配の象徴にもなったインド門。
ムンバイのタージ・マハルとも称され、市内で一番の観光地であるエレファンタ島に向かう玄関。
ここで一人の奥さんに出会いました。そして彼女に花で作られた腕輪をつけられた(しかも簡単にとれない)そしてお金を払わされるという、なんという強引な押し売り(笑)恐るべしインド。
門の反対側にはマラータ族 (Maratha) の「誇りと勇気」の象徴
チャトラパティ・シヴァージーの像がある。彼は17世紀にゲリラ戦を駆使し、サリアドリ山岳地域にマラーター王国を建国した英雄だそう。
◆エレファンタ島
インド門より船に乗って約1時間の船旅。
心地よい潮風に吹かれ、うたた寝をする人々やカラスのお客さんも。
大きな宮殿のようなエレガントな建物はタージマハル・ホテル。
そして島に無事上陸後はお腹が空いてきたので、お食事。
インドと言えばカレー(シンガポールでも食べたが笑)
しかし、私は辛い物が苦手。(辛くないカレーは好物)
同室のメンバー4人で食べている様子でもうお分かりだと思うけど
辛い(笑) 私は、焼き飯を食す。無難に美味。
店員さんの穏やかながらも上手いセールスをされ(笑)
ガンジー像、ゾウの像、そして小さな銀メッキの像をセットで値引きしてくれて1200円‼。
匠の技に感心し、購入。 それとここでグラサンもゲット。
しかしそれが、悲劇の幕開けであった事をこの時の私は知る由もなかった。
約100段ほどの階段を登り、石窟入り口へ。
そこには遺跡が‼!気分はインディージョーンズ。
ワクワクしないはずがない。あわよくば、何か召喚できそうな感じだ。
そこで祀られていたは、あの有名なヒンドゥー教の神、シヴァ。破壊神であり創造神とも言われてる不思議な存在。ここでは踊ったり、結婚式を挙げたりしているそんなシヴァが観られる。是非ご覧あれ。
インドに来て...大量の引き寄せ、強引な押し売り、恐ろしく辛いカレー様々な苦行(?)を乗り越えてきた私だったが・・・
最後のそれは思いも寄らぬところで勃発。
至る所にお猿がいて、こちらに興味深々。
こちらが持っている荷物にも。
自分のお土産入ってる袋をごそごそすると、食べ物かと思った彼らが寄ってきて。それが面白くて。
さらにワザとらしくゴソゴソしてみたところ
一匹が袋をつかむ!!袋が破れる!!そして先ほど買った、ゾウの像を落とされすかさず持ち去り逃走する猿。
それを追う私。傍から見たら喜劇そのもので爆笑・・・ひどい(自業自得)
途中で奴は重さから餌ではないと判断し落としていきおったわい。
お陰様で破損(象さんの頭が痛々しい)
これが私のドーハ、ではなくインドの悲劇。
◆チャトラパティ・シヴァージ・ターミナス駅(旧ヴィクトリア・ターミナス)
イギリス植民地時代に建てられた建造物で、代表格のゴシック様式だ。
さすがは世界遺産、これほど豪華で優雅な駅を今まで見たことがない。
最後の建物は、近くにあったなんだか立派な建築物。
ちなみに一日の乗降者数が300万人程。暑苦しいほどの混雑さ。。。
◆最後の最後に・・・
船旅なので、船は時間がきたら出港する。
時間内に戻ってこない旅人がいても、容赦なく出港する。
そろそろ戻らないとまずい。という事で、タクシーを呼ぼうとした所
・・・英語が分かる人が見つからない!!これには焦った
5台目くらい捕まえたタクシーのおっちゃんがなんとか英語が分かる人で、本当に船に戻れるかドキドキしながらの旅だった。 言葉の通じない海外で旅をするって、本当の意味で冒険だ。
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